ぼくのAppleMusic Life 5月16日(月)

投稿日: カテゴリー: blog, Journal, ぼくのAppleMusicLife, 安井

昨日は、座談会で3時間、飲み会で5時間、計8時間ものあいだ、人に会い、人と喋っていたことになる。普段、家にひきこもってばかりのぼくのApple Music Lifeからすると異例のことだ。おまけに、向精神薬のネットでの転売を防止するとやらの理由で、向精神薬の処方を1種類にするという厚労省のお達しがあり、ベタナミン10mgを減らされてしまい、すぐ疲れてしまい、ぐったりし、鬱々としてしまう。こんなときは、横になって一昨年に亡くなったチャーリー・ヘイデンのリーダー・アルバム「American Dream」を流しっぱなしにして、なんとなく聴いている。朴訥としたチャーリー・ヘイデンのベース。奇をてらわない率直な故マイケル・ブレッカーのサックス。一音一音慈しむように繊細な音を奏でるブラッド・メルドーのピアノ。控えめなブライアン・ブレイドのドラムス。そこにこれ以上ない叙情的なストリングスが重ねられる。もしかすると、いやおそらく聴く人が聴くならば、甘々のBGMか軟弱なスムースジャズとして片付けられてしまうかもしれない。でも、ぼくには、なにもない荒涼としたアメリカ中西部の名もなき街の夕暮れが、ジャケット写真そのままの光景として明視される。そして鬱々とした気分を「それでよい」と言わんばかりに、さらに鬱々とした気分にさせてくれるのだ。かつて「アメリカ」といえば、ライ・クーダーの「パリ、テキサス」のサントラ盤を思い浮かべたかもしれないが、今、ぼくが思い浮かべるイマジナリーな「アメリカ」は、このアルバムだろう。